今回はロストワックス精密鋳造技法の紹介です
彫金工房のページでも簡単に紹介していますが
ここではもう少し詳しく説明していきたいと思います
彫金工房のページ
まず指輪などの原型に棒状のワックス(ロウ)をつけ 木の枝のように組み立てます
次にステンレスの枠をかぶせ 石こうがあふれないようにガムテープを巻きます
鋳造用の石こうと水をまぜ 気泡を抜くために真空状態にします
石こうを型に流し入れ 再び真空にして気泡を抜きます
固まるまでしばらく放置します
なお、鋳造用石こうはすぐに固まってしまうので
ここまでの作業を10分以内に終わらせなくてはいけません
固まったらゴムの台とガムテープを外して…
電気炉に入れて13時間かけて型を焼きます
この間に型の中のワックス原型が溶けて無くなり 空洞ができるのです
今日の作業はここまで
次回は鋳造工程について紹介しますね。
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