ガラス工房では作品制作においてもっとも大切なガラスの生地を1200度の溶解炉にて24時間途絶えることなく溶かし続けています。
24時間溶解炉は働き続けていますので、何ヶ月かに1度はメンテナンスを行います。
勿論メンテナンスは工房スタッフ自らの手で行います。
ガラスを溶かすための下準備・・・
本日はその様子をご紹介致します。
普段は真っ赤に溶けたガラスが入っている窯をはずした状態です。
写真の緑色の部分は窯からこぼれたがガラスが固まっているところです。
メンテナンスはこぼれたガラスを取り除き、崩れたところを
耐火補強材で埋めていきます。
耐火補強材
こちらはガラスを巻き取る入口です。
手作業で丁寧に埋めていきます。
こちらは耐火レンガをキレイに積み上げられるように組み合わせを確認しながら削っているところです。
窯の中、入口等を修復して最後に耐火レンガで壁を作って完成となります。
より美しい作品を作り上げるための基礎となるガラス生地。
そのガラス生地をキレイに溶かすためにメンテナンスは必要不可欠な作業です。
また、スタッフ自らの手で行うことで設備の状態が理解でき、より安全に制作することにも繋がります。
メンテナンスが終了したら再び点火して、3~4日かけて温度を上げていきます。
より良い作品制作に向けてまた動き始めます。
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磐田市新造形創造館
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